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睡眠時の無呼吸は肺や心臓への合併症を引き起こすことも

睡眠時の無呼吸は肺や心臓への合併症を引き起こすことも(すいみんじのむこきゅうははいやしんぞうへのがっぺいしょうをひきおこすことも)

 鼻で息をするのがもっとも生理的で能率のよい呼吸法ですが、眠りに入ったとたん、鼻腔、咽頭、喉頭などの上気道を支えている筋肉の緊張がゆるんで、上気道がせまくなり、舌ものどの奥にすこしずり落ちるようになって上気道をふさぐため、いびきをかきやすくなります。
 かぜなどで鼻やのどの奥がはれたり、アデノイド肥大、扁桃肥大などで上気道が空気もとおれないほどせまくなると、鼻呼吸から口呼吸にかわり、いびきはさらに大きな往復いびきになったりします。その最中に、急に静かになって呼吸が止まった状態におちいり、再び大きないびきをかきはじめるということもあります(「アデノイド肥大(咽頭扁桃肥大)」)。
 このような大いびきの場合、10秒以上続く無呼吸が、1時間に5回以上起こるようなら、要注意(睡眠時無呼吸症候群)。睡眠障害だけでなく、肺や心臓へのさまざまな合併症を引き起こす危険性もあるので、専門医に相談し、検査と適切な治療を受けましょう。

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