学童期〈前期〉(6~8歳ごろ)(がくどうきぜんきろくからはっさいごろ)

 そろそろ独立心も芽生え、してよいことと、悪いことの判断も、ある程度できてきますが、まだまだ自己中心的で、客観的な視野には欠けます。子どもの声に耳を傾けつつ、見守ります。
 この時期はよく食べ、よく遊び、よく寝るという基本的生活をしっかりすることがたいせつです。生活のリズムがきちんとできているかどうかが、この後の成長に大きく影響します。

成長が著しく、身長も伸びていきます


 成長ホルモンがぐんぐん分泌されて、身長も伸び、骨格・からだつきもしっかりしてきて、幼児期を卒業していきます。成長ホルモンは、入眠後にその分泌がさかんになりますから、この時期は十分に睡眠をとることが大事です。
 早寝・早起きは、ホルモンの分泌によい影響を与えます。からだの抵抗力もついてきます。性腺刺激ホルモンの分泌はまだですので、この時期は男女のからだの差はあまり現れません。

自己主張をしますが、一方で反省もできるようになります


 からだは幼児期を卒業しても、心はまだまだ未熟です。自我意識ばかりが強く、自分の主張を通そうと、まわりが見えないこともあります。
 学校生活というはじめての経験は、子ども心にも緊張を強いられるものです。家庭という安心できる居場所があることがたいせつです。
 親は学校でのようすや、友だちとのかかわりなど、子どもの話すことをよく聞いて、ゆっくり落ち着いて話し合う時間をたくさん持ちましょう。子どもとの語らいのなかで、学校が楽しいか、友だちとのあいだにトラブルはないかなど、わかってくることもあります。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

関連するキーワード

学童期 独立心 良いこと 悪いこと 自己中心 自己中心的 客観的視野 子どもの声 よく食べ よく寝る よく遊ぶ よく遊び 基本的生活 生活のリズム 成長ホルモン 身長 身長が伸びる 骨格 からだつき 幼児期 入眠後 分泌 睡眠 早寝 早起き 抵抗力 性腺刺激ホルモン 男女 男女のからだの差 自己主張 反省 未熟 自我意識 自分の主張 学校生活 家庭 安心 友だち トラブル
ベビカム医学大辞典
powerd by babycome