妊娠高血圧症候群で急遽「誘発分娩」することになりました
出産前最後の健診で妊娠高血圧症になりかけていることがわかり、赤ちゃんの体重が先週からまったく増えていなかったことから、急遽誘発分娩のため入院することになりました。入院のため荷物を取りに一時帰宅して、すぐに病院に戻り、翌日の誘発分娩に向けて流れを軽く説明されて入院しました。
入院後、陣痛を促すためにバルーンを挿入。痛みも何もありませんでした。しかし数時間後、バルーンの先が下がって違和感があったので確認してもらったら、おしるしもあって、バルーンも抜けていました。夜中に腰が重くなるような痛みが来たり来なかったりを繰り返し「これは陣痛なのかな?」って思いながら出産前の緊張で一睡もできませんでした。しかし、そのまま痛みも朝にはおさまってしまいました。
翌日の早朝に分娩室の隣の陣痛室に移動。先に1人妊婦さんがいて、陣痛でつらそうな声が聞こえて「おそろしいなぁ…」と思いながらゴロゴロしていました。移動してから1時間後に陣痛促進剤の点滴を始めましたが、その後もなかなか陣痛はこなくて、いつくるのかとドキドキしていました。しばらくして分娩室に移動すると、子宮口が開いてきている事は確認できたため、人工破水することになり、処置をしてもらうと内診グリグリの時の痛みより強い痛みが…。「そのまま分娩室で様子を見ます」と言われました。
痛みが落ち着いたと思ったら5分も間隔がないくらいですぐにまた痛みが来て「あっこれが陣痛か!」と気づきました。 だんだんと痛みも強くなり陣痛の間隔も数十秒ぐらいになったところで「いきんでいいよー」と言われ、3回ほどいきんだら出産! 産道が開いたままの違和感を感じましたが、赤ちゃんが出てきた感覚は正直ありませんでした。
初産だったので半日はかかるのかなと思っていたところ3時間半のスピード安産だったのでよかったなと思う反面、夫の立ち会い出産を希望していたのに間に合わず残念だったなと思いました。本当に出産は命がけだなと思います。
(群馬県/ななななん/24歳)
#妊娠36週以下 #初めての出産 #その他
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健診から急きょお産になり、びっくりしてしまったかもしれませんが、お産そのものは短時間で、ママも赤ちゃんも無事で良かったですね。
今回紹介した体験談のように、急にお産が早まることもありますから、出産や入院の準備は早めに済ませておく方が安心ですね。
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