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「今日は出すよ!」陣痛促進剤4日目でようやく出産【出産体験談】

自然に陣痛が始まったり、破水をしたりというきっかけでお産がスタートする妊婦さんもいれば、さまざまな事情から陣痛を誘発してお産になる妊婦さんもいます。今回はおなかの赤ちゃんの心拍低下のため、陣痛促進剤を使用したものの、そこから出産までが長かったという妊婦さんの体験談を紹介します。

2019-10-13更新

しんどそうにおなかをさする妊婦さん

陣痛促進剤を使い始めて4日、ようやく本格的にお産がスタート!

妊婦健診で胎児心拍数低下がみられたので、陣痛促進剤を使って産むことになり、入院しました。その日の夜に前処置として子宮頸管拡張をしました。これがなかなか痛い…。就寝後、深夜0時に痛みで目が覚めました。前駆陣痛のような感じで、10分間隔くらいで痛みがくるため、そのまま寝れずに朝を迎えました。

LDR室に移動し、拡張剤を抜いて内診。その時点で子宮口の開きは3cmでした。その後、陣痛促進剤の点滴が始まりましたが、拡張剤を抜いた後から痛みはピタリと止み、促進剤の量を増やしても陣痛は一向に来ず…。そのまま1日目は終わりました。

2日目も3日目も、薬での収縮は起きるものの、本陣痛には繋がらず。乳頭マッサージや足のツボなど、色々試しましたが、どれも効果なく…。どっと疲れて夕食後すぐに爆睡しました。陣痛促進剤は子宮を収縮させるため、全身運動しているのと同じで、すごく疲れるということを後で知りました。日々体力の消耗がすごくて眠くてたまらない。19時に寝てるのに朝7時になっても起きれない。起こされてLDR室に行ってもすぐ眠っていました。

さすがに4日目となると、もう体力も限界に…。午後から歩いたりスクワットしたり。そして、どんどん増えていく陣痛促進剤の量。助産師さん達も「今日は出すよ!」と意気込んでいました。痛みがどんどん強くなってきて子宮口も5cmまで開大。そのうち陣痛がきて、5分おきのいきみ逃し。腰がすごく痛くて、テニスボールで助産師さんにグリグリ押してもらいました。ふと便意を感じてトイレへ行こうとしたら「それ便じゃないかも!」と。内診してもらうと、もう頭が見えてきていました。でも、子宮口がまだ全開大じゃないし破水もしないので、ひたすらいきみ逃し…。「もう出してしまいたい!」と伝えると、ようやく「いきんでいいよ!」と言われ、思い切りいきみました。便を出すような感じかな。もう体力も残っていなくて、足はガクガク。正直心が折れそうになりましたが「やるしかない!」と覚悟して、3回目のいきみで叫びながら出しました。

3時間半のスピード安産だったけど、陣痛促進剤を使い始めて4日目だったのですごく大変でした。
(宮崎県/みゆ/27歳)
#妊娠40週 #初めての出産 #その他

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子宮頚管拡張と陣痛を合わせて4日も痛みに耐え続けたなんて、肉体的にも精神的にも大変でしたね。
いま出産を控えた妊婦さんたちは、自分のお産がどのように進むのか不安かもしれませんが、お産には必ず終わりがあります。待ちわびた赤ちゃんとの対面まであと少し、「やるしかない!」の心意気で乗り越えましょう。

ベビカムでは、みなさんからの出産体験談を定期的に更新しています。

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