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誘発・無痛・帝王切開のフルコース!でも麻酔が効かず…【出産体験談】

出産予定日が近づくにつれて、「いつ赤ちゃんに会えるんだろう」というドキドキが高まってきますね。しかし、予定日を過ぎても産まれないこともあります。今回は予定日を大幅に過ぎてもお産の兆候がなかったため、誘発分娩をしたママの体験談を紹介します。

2019-06-26更新

生まれたばかりの赤ちゃんを胸に抱くママ

過産期からのフルコース…赤ちゃんの心拍が下がり緊急帝王切開に!

妊娠41週5日、過産期で「このままでは胎盤機能が低下する危険がある」との判断で入院しました。
バルーンで子宮口拡大を試みるも、20時過ぎに血圧が急上昇して中断に…。その晩から陣痛が始まり、翌日明け方に陣痛室へ移動しました。しかし、赤ちゃんがまったく降りてきてくれず、お産が進まないまま次の日の朝に…。陣痛促進剤の点滴を開始すると、30分後には陣痛の痛みがMAXに!

お昼まで3分間隔の陣痛に耐えても赤ちゃんが降りてこず、私の体力が限界を迎えたため、無痛分娩に切り替えて麻酔をスタート。18時を過ぎても状況は変わらず、一旦促進剤と麻酔を中断することに…。「明日再チャレンジしましょう」と言われて、陣痛室で待機していると、23時頃突然先生が来て「赤ちゃんの心拍が下がって来ていて危険だから、帝王切開に切り替える」と言われ、突然帝王切開の説明をされ、同意書へのサインを求められました。

日付が変わる頃、手術室に連れていかれ、部分麻酔をして手術スタート、あとは子宮を切るだけ、というところで突然の激痛!! どうやら、一日中麻酔をかけていたため子宮に麻酔が効きにくくなっていたらしく、即全身麻酔に移行することに。無事に出産しましたが、全身麻酔のためにその間の記憶がなく、目が覚めると夕方近くでした。40時間くらいぶりに寝たのでなかなか起きず、赤ちゃん放置で爆睡…。

夜から暑くて身体中が痛くて頭がボーっとしていたのですが、どうやら疲れから高熱を出していたようです。そこから2、3日の記憶が曖昧ですが、やっと管を抜いてトイレに行けた時の喜びはハンパなかったです。

ちなみに、赤ちゃんは意識のない私に看護婦さんが抱きつかせておっぱいを飲んだそうです。その吸引力からか、看護婦さんたちには「ダイ●ンちゃん」と呼ばれていました。意識を取り戻して2日後には、おっぱいが千切れるほど吸い付き、その名の通り吸引力がすごかったです…。
(東京都/そらたマンマ/36歳)
#妊娠41週以上 #初めての出産 #出産時のトラブル

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バルーン→陣痛促進剤→無痛分娩→緊急帝王切開の展開になっただけでも一大事なのに、さらに麻酔が効きづらかったとは大変なお産でしたね。気力・体力を振り絞って出産したことが、産後のママの状況から伺えます。そんな中でも、赤ちゃんがとても元気に産まれてきてくれたというのは、ママにとって何よりうれしかったのではないでしょうか。

予定日をどれくらい超過したら誘発分娩になるかというのは病院や医師の方針によって異なりますが、1週間以上過ぎたらその可能性もあると、心の準備をしておいた方がいいかもしれませんね。不安になってしまうこともあるかもしれませんが、赤ちゃんに会えるのはもうすぐです。その日を楽しみに待ちましょう。

ベビカムでは、みなさんからの出産体験談を定期的に更新しています。

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