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回旋異常、頭が大きい、微弱陣痛…出産は息子も頑張った!【体験談】

陣痛に苦しんでいる間、ママたちは「早く無事に産まれて!」と祈っていることでしょう。しかし、お産は人それぞれ。あっという間に産まれる赤ちゃんもいれば、何十時間もかかって産まれる赤ちゃんもいます。今回は難産で頑張ったママと赤ちゃんの体験談を紹介します。

2019-04-19更新

出産直後に赤ちゃんと対面するママ

3つの悪条件にも頑張った息子

子どもの頃から体格が良いと言われていた私。安産だろうなぁ、と勝手に思っていました。

実際は予想していなかった難産! 陣痛だけでも24時間以上あったんですが、分娩が更に大変でした。実際に分娩台に乗り、いきみ始めてから分かったのですが、3つの悪条件が重なっていたんです。

(1)回旋異常(赤ちゃんが回転しない)
(2)赤ちゃんの頭が大きめ
(3)陣痛が急に弱くなってしまった

困難な条件がズラーッ!っと揃ってしまった状況。「せーの、うーんっ!!」といきんでも全然出てこない。「もっと頑張っていきんで!!」そう先生や看護婦さんに言われながら、必死で何回も何回もいきみました。でも出てこない。正直、痛くて「もうヤダ!」と思ったり。でも赤ちゃんは私以上に頑張ってるんだもの、ヤダなんて言ってられない!

早く生まれないと赤ちゃんが危険なので、看護婦さん2人におなかを絞り出すように押され、先生に鉗子で引っ張ってもらうこと数十分。「生まれた~!」

でも、泣き声が聞こえないんです。先生と看護婦さんが呼吸をさせようと一生懸命に赤ちゃんの背中をたたく音が聞こえる。そして7分後。「うぎゃ、うぎゃ~!」と、無事泣き声が聞こえました。

ホッとしたのもつかの間。呼吸するまでに時間がかかってしまったので、数時間後にはNICUのある病院へ赤ちゃんだけ入院することになりました。

その後、入院も2週間だけで済み、無事退院した息子は3ヶ月に入り、元気にスクスク育っています。あの時一番頑張ったのは息子だと思います。
(神奈川県/T.M/28歳)
#難産

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あまりに陣痛が長いと、ママの体力も気力も消耗してしまいますが、体験談にもある通り、おなかの赤ちゃんも産まれようと一生懸命頑張っています。医師や看護師も、ママと赤ちゃんの命を守るため、そのとき最適な対応をしてくれるはずです。「万が一難産になってしまったら…」と不安なママは、健診の時に医師や看護師に相談して、どのような場合にどのような処置をするのか聞いておくと安心ですね。

ベビカムでは、みなさんからの出産体験談を定期的に更新しています。

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