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赤ちゃんのからだについての心配ごと。小児科医への相談Q&A

気になる赤ちゃんのからだについて。ベビカム会員から寄せられた質問を小児科医に聞いてみました。ベビカムのオンラインLIVE過去回のまとめ。お役に立てると幸いです♪

2023-09-15更新

病院に行くべきタイミング等、小児科医の回答は?

小さなからだで精一杯生きている赤ちゃん。こんな時、どうしたらいい? 具合が悪い時、病院に行く目安は? などなど。判断に迷ったら小児科医に聞いてみましょう! ということで、ベビカムのママ向けオンラインLIVE過去回のまとめ。ママたちの質問に答えてくれたのは、ベビカムアドバイザーでもある加部一彦先生。加部先生は、埼玉医科大学総合医療センター新生児科の教授でもあります。

 

Q. 生後8〜9ヵ月。つかまり立ちが始まり、フローリングやテーブルに、1日に何度も頭をぶつけています。脳への影響はないでしょうか?

A. 赤ちゃんの頭蓋骨はそんなにもろくありませんが、回数よりも、頭のどの部分を打ったのかと強さが問題です。打ちつけた後、すぐに泣き、しばらくすると泣きやむなど普段と変わりなければ問題はないでしょう。泣かずに眠ったり顔色が悪くなったり動かなくなるなど、いつもと違う様子であればすぐに病院に行きましょう。

 

Q. 生後11ヵ月。40度の熱が出て2週間近く看病したことがあります。高熱の場合、病院に連れて行くかどうか、判断の目安を教えてください。

A. 赤ちゃんは熱が上がりやすいけれど、熱の高さよりも普段とどう違うか観察してみてください。顔色が悪くウトウトしていたり、吐いたり下痢が続いているのに水分がとれない場合は病院へ。対処法は、熱がある時は、脇の下や頭を冷たいタオルなどで冷やしてあげてください。そして、熱が下がり始めると汗をかくので、脱水症状にならないようにしっかりと水分補給を。

   

Q. 6ヵ月。離乳食を始めましたが、大泣きをすることもあり、途中で母乳を挟んでいますがそれでいいですか?

A:まだ離乳食に慣れていないころ。中断して母乳を与えてOKです。時が経てば慣れていくので、少しずつ進めていってください。

 

いかがでしたか? 似たようなお悩みはありましたか? ベビカムアドバイザーとして、これまで『ベビカム相談室』でたくさんの妊婦さんやママのお悩みを解決してきた加部一彦先生。心配ごとが少しでもやわらいだと感じてもらえたならうれしいです。

加部一彦先生

ベビカムアドバイザー、埼玉医科大学総合医療センター新生児科教授、小児科医。新生児集中治療室(NICU)で、主に早産のために小さく生まれたり、生まれてすぐに何らかの病気をかかえ、入院となった赤ちゃんのお世話を生業としている他、医療安全や病院建築など幅広い領域に関心を持って活動中。 NHK Eテレ「すくすく子育て」へも出演。

 

 

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