自粛前と自粛後で、視聴時間が増えたのは地上波テレビ
新型コロナウイルスによる自粛要請などをうけ、自宅で過ごす時間が増えた人も多いでしょう。ベビカムでは、ベビカム会員の妊婦さんやママたちに「地上波テレビ」「YouTube」「YouTube以外の動画配信サービス」それぞれの視聴時間にどのような変化が現れたのか聞いてみました。
まずは、以下の3つの円グラフをご覧ください。
新型コロナウイルスの影響による休校や自粛が話題になってから、その前後で「地上波テレビ」の視聴時間は増減しましたか?(回答数: 385 )
新型コロナウイルスの影響による休校や自粛が話題になってから、その前後で「YouTube」の視聴時間は増減しましたか?(回答数: 385 )
新型コロナウイルスの影響による休校や自粛が話題になってから、その前後でYouTube以外の「動画配信サービス」の視聴時間は増減しましたか?(回答数: 385 )
以上のように最も視聴時間が増えたのは地上波テレビで、約35%の人の視聴時間が増え、YouTubeやその他動画配信サービスにおいては、「増えた」と答えた人は15%前後となり、80%以上が「変わらない」という回答となりました。
地上波テレビの視聴時間が増えた要因としては、随時発信される新型コロナウイルスの最新情報を得るための情報収集ツールとして利用する人が増えたからではないでしょうか。
新型コロナウイルスの長期化でテレビや動画視聴にも変化が出る?
とはいえ、「地上波テレビ」「YouTube」「YouTube以外の動画配信サービス」いずれも、視聴時間が増えたと答えた人は半数を切っています。おうち時間が増えたからといって、テレビや動画の視聴時間が大幅に増えているわけではないようです。保育園や幼稚園、学校に行けなくても子どもがストレスなく家で過ごせるよう、さまざまなアイデアでコロナを乗り切ろうとママたちが工夫したからかもしれませんね。
最近では、子どもと一緒に楽しめる料理や勉強方法など、「おうち時間の過ごし方」を公開しているサイトが増えてきているので、そういったものを活用しているママたちも多いのではないでしょうか。
いずれにしても、今後コロナが長期化し、アイデアが尽きた頃には今回の調査結果よりも動画の視聴時間が増えるかもしれません…。そこで、ベビカム編集部&ベビカム会員のママたちおすすめの番組をご紹介します。
●good us「3分でわかるおうち遊びシリーズ」(YouTube)
「東京おもちゃ美術館」と遊びのスペシャリスト「おもちゃコンサルタント」たちが簡単にできる遊びを動画で紹介してくれるというもの。お家遊びにお困りのママはぜひチェックしてみてくださいね♪(ベビカム編集部)
●『ピタゴラスイッチ』(NHK)
日常使う道具でできた装置をビー玉がころがったり、とにかく子どもが夢中になる(さくらさん 6歳と3歳のママ)
●『パウ・パトロール』(テレビ東京)
いろんな犬がいろんな乗り物に乗って街のみんなを助けるところ(あおはるさん 2歳と0歳のママ)
●『おしりたんてい』(NHK)
子どもたちが大好きなおしりだし、内容もクイズ形式になっていてただ見ているだけでなく子どもたちが自分で考えながら見ている(みーこさん 2歳と9ヶ月のママ)
●『香川照之の昆虫“やばいぜ!”』(NHKオンデマンド)
香川照之さんの熱弁と昆虫採集の本気さに子どもも引き込まれています(いよのしんさん 3歳と1ヶ月のママ)
●『ココメロン』(YouTube)
可愛い画像に英語の歌が流れて勉強になりつつ楽しめる(もちこさん 11ヶ月のママ)
●『クリエイティブ・ギャラクシー』(Amazonプライム)
物を作るのが好きな子どもが好きな番組。最後に子どもが作品を作るところがあり、海外の物なので親が見てもどれも新鮮で良い(ぐっふぃーさん 4歳と4ヶ月のママ)
●『ハピクラ』(キッズステーション)
いろんなコーナーがあり、子どもが飽きずに楽しめました! 知育にもオススメです(みぃなさん 2歳と1ヶ月のママ)
このように、子どもの興味を引きつけ、子どもが一緒に楽しめる番組がおすすめポイントに多くあがりました。
長時間のテレビや動画の視聴は良くない面もあるかもしれませんが、おうち時間を過ごす選択肢の1つとして、適度な時間テレビや動画を取り入れてみると、ほっと一息つく時間ができるかもしれませんね。ぜひ参考にしてみてください!