3月11日(月)から全国で販売開始!災害時の備えにも
2018年8月8日に国内製造・販売が解禁されて以来、これまで輸入品しかなかった乳児用液体ミルクですが、2019年3月5日(火)に江崎グリコ株式会社が開発した『アイクレオ赤ちゃんミルク』が消費者庁から表示許可を取得し、自社通販サイトで販売を開始。3月11日(月)より、全国のドラッグストア・ベビー専門店などで販売を開始しました!
『アイクレオ赤ちゃんミルク』は内容量125mlで1本200円。ミネラル含有量やナトリウム量などを調整し、母乳に近い栄養成分を配合した液体ミルクを、超高温短時間殺菌により無菌化してから充填することで、賞味期限6ヶ月という長期保存を実現しました。
粉ミルクは70℃以上のお湯で粉を溶かし、その後人肌くらいの温度に冷ます必要がありますが、乳児用液体ミルクは、製造工程ですでに無菌状態にされているので、温める必要がなく、常温のまま飲めるのが特徴です。
液体ミルクを使いたいママは約半分。安全性とコスパに慎重な様子も
日本初の「国産の液体ミルク」が一般販売を開始した3月11日(月)は、奇しくも2011年に東日本大震災が発生したのと同じ日となりました。災害時の備品として注目されている「液体ミルク」ですが、外出時や旅行時、調乳に不慣れな人がミルクをあげる際にも便利です。
「ベビカム」では、液体ミルクの発売に先駆けて、2018年1月18日〜1月22日に子育て中のママたちに「液体ミルクが販売されたら使ってみたい?」というテーマでアンケート調査を実施しました。その結果、YESとNOがほぼ半々に…!
YESと答えたママからは「便利そう!」「非常用に」などの声が聞かれた一方で、NOと答えたママのコメントには「なんとなく不安」「高いらしいから」など、液体ミルクの安全性やコスパへの懸念の声が目立ちました。
▼液体ミルクを「使ってみたい」と回答したママのコメント
・赤ちゃんが泣いてるあいだ、粉ミルクだとお湯を沸かして温度をみてなど手間があるので、できればすぐに飲ませてあげたい。
・おでかけの時に良さそう
・災害等の非常用として気になるので、試しに使ってみたい。
・海外では普通に使っているし、災害の時などお湯が必要なく便利なので、地震の多い日本には必要!
▼液体ミルクを「使わない」と回答したママのコメント
・災害時などの緊急事態以外ではなるべく使いたくない。割高だったり防腐剤や保存料など気になるので。
・粉のほうが持ち運びしやすい
・災害用に個人で買い置きするには賞味期限が短いし高いので、、
・日本でもたくさんの人が使うようになるまで様子見。
ついに販売を開始した「液体ミルク」。今後、株式会社 明治も乳児用液体ミルクの販売を開始するとのニュースもあり、今後の市場拡大や実際使用したママたちの反応にも注目です。
関連情報
https://www.glico-direct.jp/icreo/babymilk/item-6741480
合わせて読みたい ■ベビカムクリックアンケート Q306.液体ミルクが販売されたら使ってみたい? ■ベビカムニュース パパも簡単!災害時の備えにも!国産の液体ミルク発売へ |