育児も家事もパパとママで一緒に頑張りたいけれど…
最近よく聞くようになった「ワンオペ育児」という言葉。ワンオペとはママ(パパ)に育児・家事などの負担がかかり、周囲の協力がほとんどない状態を指しています。
ベビカム相談室にも、夫婦の家事分担についての質問が寄せられています。
「みなさんはパパとママでどこまで役割分担してますか? うちの主人はゴミ出し、風呂掃除、洗濯物をたたむだけ(たまに)。休日も子ども2人と外に出ただけで「はぁーつかれた」と言います。私なんか毎日長時間1人で見てますけど? 抱っこしながら家事もやってますけど? と腹が立ちます。みなさんの旦那さんはどんな感じですか?」(みんたすさん)
この質問に対して、ママたちからいろいろなコメントが寄せられました。
「夫の仕事はゴミと夕食後の食器洗いです。ため息つきながらやっています」(6627さん)
「夫がする家事は風呂掃除(週に3回くらい)です。フィルターの掃除、力仕事もしてくれます。育児に関しては、気が向いた時に気が向いた時間だけ遊ぶ感じです。夫だけで子どもを見たことはほぼないです」(ゆままんさん)
「我が家は家事と育児はほぼ全部私がやっています。平日はワンオペなので、休日にゴロゴロされると腹が立ちますが、娘に習い事させたり家族で遊びに行けたりするのは、主人が毎日働いてくれてるからと自分に言い聞かせています。それでも何も手伝ってもらえず腹が立ちますが…」(匿名さん)
ほぼ何もしないパパもいれば、一応担当が決まっているパパも。でも、やっぱりママの育児の負担が大きいと言わざるをえない印象です。これでは、ママの疲れとストレスが溜まってしまい、「育児がつらい」と言いたくなるのも無理はありません。
「ワンオペ育児がつらい」と半数以上のママたちが回答
では実際に、「ワンオペ育児がつらい」と思っている人はどのぐらいいるのでしょうか? ベビカムが「クイックアンケート」で聞いてみたところ、56.8%の人が「YES」、43.2%の人が「NO」と回答しました(投票受付期間:2019年12月13日~12月20日)。
半数以上のママが「YES(=ワンオペ育児がつらい)」と答えており、その回答からママたちが必死に孤軍奮闘している姿がうかがえます。
・一人で複数の子を連れての病院通いがツラい。(どどママさん)
・親には頼れず、夫は海外の為、退院後5日目から常に子どもと1対1。自分以外に抱っこの手がない、見ている目がない…常に追い込まれていました。(ネコプッチさん)
・2人の子どもを入れるお風呂が毎日大変! 自分の体調が悪い時にしんどい。(ありさ姫さん)
・離乳食づくりや買い物、お風呂など、自分の時間はなかなか取れないですね。(ゆかキューピーさん)
「自分の時間がない」という回答はほかにも複数寄せられており、心身ともにつらそうな状況が伝わってきます。そんな日々が続くと、「夫の手助けは無いものとして諦めました」(ハルカリさん)…というように、育児は放棄できないけれど、夫への期待は放棄してしまう人も。
一方、「NO」と答えた人の回答を見てみると、やはり周囲の協力が得られているようです。
「主人が協力してくれるので大丈夫です」(ハッカさん)、「大変ですが、夫の休日は1人の時間をもらっています」(ベビカムカムさん)など、パパとママが協力している姿は理想的ですね。
パパが忙しくても、「両方の両親に助けてもらってました」(ちえりかさん)、「身近にいる人はみんな協力してくれるので」(雅君さん)など、身近にサポートしてくれる家族や友人がいると、育児をつらいと思わずに乗り越えられるのかもしれません。
パパとママが2人で家事育児をするのが一番ですが、難しい場合は誰かにサポートを頼んでストレスを溜めないのも大切。家事代行サービスやベビーシッターを利用して、自分の時間を作るのもいいと思います! 上手に息抜きしながら、育児を楽しみたいものですね。
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ベビカムクイックアンケート:Q.「ワンオペ育児」でつらい?
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