「がんばるママ」を子どもの目線から描いた絵本
育児に家事に仕事にと、毎日フル回転でがんばっているママたち。株式会社岩崎書店から発売された絵本『ママはスーパーちからもち』は、そんな「がんばるママ」を子どもの目線で描いた絵本です。
「ぼく」のママは、頼まれたらなんでも運んでくれる、スーパーちからもち。そんなママの姿をぼくはとても誇らしく思っています。ある日、ママがピアノを運んでいた時のこと、ぼくが小さなどんぐりを乗せると、ママがフラフラ…。あれ、いつものママと違う…どうしたんだろう?
「ぼく」はママがギリギリいっぱいだったことに気づいて、こう伝えます。
「今度はみんなが、ママをお手伝いするばんだから、ゆっくりやすんで。おうちのことは心配しないで」
たまには「がんばるママ」をお休みしてもOK
子どもにとって一番身近な存在であるママ。赤ちゃんの頃はなんでもママにやってもらうだけだった子どもも、成長して大きくなるにつれて、今度は自分がママに何かをしてあげたいと思い始めます。
がんばるママの姿を、子どもたちは案外ちゃんと見ているもの。ママが疲れたり落ち込んだりしているときは、ママを手伝おう、励まそうとしてくれるはずです。
『ママはスーパーちからもち』は、そんな成長期にさしかかったお子さんにぴったりの物語。「がんばりすぎて疲れたな…」と感じた時は、お子さんと一緒にこの絵本を読んでゆっくり過ごしてはいかがでしょうか。
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https://www.iwasakishoten.co.jp
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