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【ベビカム相談室】フルタイムで復職、帰宅後のイヤイヤにイライラ…

2歳の子どもの「イヤイヤ期」についてのお悩みに、金澤直子先生がアドバイス!「ベビカム相談室」では妊娠出産・子育てに関する悩みに専門家や先輩ママたちが回答するコーナーです。

2019-07-08更新

イヤイヤ期

2歳の子どもの「イヤイヤ期」についてのお悩み

「魔の2歳児」とよく言うように、2歳頃の子どもは自己主張が激しいイヤイヤ期真っ只中。なんでもかんでも「イヤ!」と拒否する様子に、ママもついイライラしてしまうことが多いようです。

今回の相談者(32歳女性)は「2歳半の長女、7ヶ月の息子がいます。今春からフルタイムで復職しました。帰宅してから長女のイヤイヤに付き合うのが無理で困っています」とのこと。

ご飯イヤ!→じゃあ食べたくていいよ
お風呂イヤ!→じゃあ息子と入るからバイバイ
お風呂に入ってきても湯船イヤ→じゃあ入らなくていいよ
お風呂出たくない→じゃあ先に行くね
服着たくない→じゃあそのままでいなさい
など、「完全に大人げない言葉をかけてしまい、娘がかわいそうだとは思うんですが、自分の感情がコントロールできません」と悩んでいる様子です。

「息子が大声で泣き、さらに娘に大声で泣かれて『うっせーな』と思ってしまいます。母親失格だと思います。どうしたらイライラしなくなるのでしょうか

2歳児のイヤイヤ期にママがイライラしないで過ごせるコツは何なのでしょうか? マタニティスイミング講師として80歳まで指導を続け、現在も栄養士の資格と経験を生かしてママたちの悩みに答える金澤先生に聞いてみました。

金澤直子先生((財)日本体育協会公認水泳マスター上級教師)のアドバイスは…

「この年齢の子どもは、自分の要求をぶつけた時の相手の反応を見て、その要求を主張しても良いのか悪いのかという判断を身につけていきます。自己主張が強くなり、『イヤ!』を連発して自分の要求を押し通そうとする行動は、自分という存在を意識し、自覚していくことに繋がります。子どものイヤイヤは、自我が芽生えてくる過程で、どうしても通らなければならない発達過程なのです」

「そう考えると、2歳の子どもが反抗的な態度を取るのは、順調に成長している証拠だと思いませんか? そして、子どもが自分の要求が通らないときに激しく反抗してわがまま一杯に振る舞うのは、親子の信頼関係があればこそ」と金澤先生。

その上で「ママがイライラすると、必ず子どもに伝わって余計収集がつかなくなってしまいます。逆に、自分がママから愛されていることがわかれば、子どもは自然と落ち着くもの。安心して心を休める居場所があることが、子どもの人格を形成する上で大事なことです」と言います。

上の子へしっかり愛情表現を!ママは子育て以外に夢中になれることを

「2歳児は甘えたい盛りです。でも、年の近い弟がいると、そう上手くいかない事もあるでしょう。そんな時は、少しオーバーに演出して『あなたはママにとって大切な子なのよ』とアピールしてみましょう」と、下の子に手が掛かる時期こそ上の子のフォローに気をつけるようアドバイスします。

ママがイライラしないための方法は「お母さん自身が好きなこと、そのことを考えると他のことはどうでもよくなってしまうような、夢中になれるものを持つことです」とのこと。

回答では、イヤイヤ期の子どもへの具体的な対処法についても紹介しているので、ぜひお子さんのイヤイヤ期に悩んでいるママはチェックしてみてくださいね。先輩ママたちのコメントも必見です!

▼詳しくはこちら
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