ぐったりしている!(ぐったりしている)

 病気になると元気がなくなりますが、ぐったりしていて、顔色や呼吸のようすもおかしいというときは、なんらかの異常が起こっていると考えます。
 すぐにつぎの点をチェックしてください。生命に危険が迫っていることが多いので、一刻も早い受診が必要です。

すぐに確認すること


①意識のあるなしを確かめます


 名前を呼んだり体を軽くたたいて、反応を確かめます。大声をあげて体をゆすったり、抱き上げてはいけません。
 名前を呼びかけてもはっきりとした反応が返ってこないときや、呼びかけたときいったん目覚めるけれども、すぐにうとうと眠ってしまうときは、心配な状態です。また、小さな赤ちゃんなら、足の裏など体の一部をつねっても、顔をしかめない、泣かないようなときには意識がはっきりしていません。
図「意識の有無を確認する」
子どもの名前を呼んで、反応を確かめる。大声で子どもの体をゆすったり、抱き上げるなど、強い刺激は与えないよう注意する。

②呼吸の状態を確認します


 息づかいが荒い、速くなるなど呼吸に変化がみられるときは要注意。小鼻をぴくぴく動かす、呼吸のたびに胸骨の上や肋骨のあいだがへこむなどの場合は、呼吸困難を起こしています。
 また、唇や爪が紫色になってチアノーゼを起こしている場合にも、呼吸障害が疑われます。

③脈がふれていないか確認します


 意識もなく、呼吸もしていない場合は、心臓の動きも停止していることがあります。また、呼吸、せき、体の動きがあれば、心臓は動いています。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

今すぐ病院検索&予約
待ち時間なくラクラク受診♪

近くの病院を探す

関連するキーワード

ぐったり 意識の有無 意識がない 呼吸の有無 呼吸がない 脈がない 顔色が悪い

関連記事

「呼吸の有無を見分ける」
「人工呼吸を行う」
「心臓マッサージを行う」
ベビカム医学辞典
powerd by babycome