気分障害(躁うつ病)(きぶんしょうがいそううつびょう)

どんな病気?

興味や関心、意欲や気力がうせるうつ状態と、気分が高揚し、自信満々で口数が多くなる躁状態があります。両方が現れる場合は、双極性障害といいます。

症状


思春期以降に発症することが多いといわれてきましたが、子どもにもよくみられ、不登校(「不登校」)の形で発症することもあります。
 子どもは、感情や気分の変化を言葉ではなかなか表現しません。しかし、寝つきが悪いなどの睡眠障害や、食欲不振、疲れやすいなどの身体症状がみられ、さらに、おっくうがる、表情が乏しくなるなどの精神症状から、うつ状態を判断できます。また、多動(「注意欠陥多動症」)や、攻撃的になるなどの躁状態が生じることもあります。

原因


ストレスが関係しますが、脳内の伝達物質の代謝障害が関与するのではと考えられます。

治療


抗うつ薬や抗精神病薬などの薬物療法を慎重に行い、遊戯療法やカウンセリングをあわせて行います。症状が強いときは、入院して治療します。

家庭でのケア


子どもの話に耳を傾け、子どものつらさを理解することです。

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