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睡眠時驚愕症(夜驚症)・睡眠時遊行症(夢遊症)

睡眠時驚愕症(夜驚症)・睡眠時遊行症(夢遊症)(すいみんじきょうがくしょう#0080:)

どんな病気?

寝入りばなに、突然パニックを起こしたり(睡眠時驚愕症)、うろうろ歩き回ったり(睡眠時遊行症)します。

症状


睡眠時驚愕症は、寝てしばらくして、深い睡眠に入ったところで、汗びっしょりになり、大声で叫んで暴れ、パニック状態になります。睡眠時遊行症は、急に起き出して歩き回るなど日常やっている動作をします。いずれも10分くらい続いて、再び眠りに入ります。

原因


脳のなんらかの未熟性が原因と考えられます。遺伝的な要素も強く、患者の80〜90%に、身内に同じ症状がみられます。幼児の場合は、それほど関係がありませんが、思春期以降にはじまった場合は、大事故や大事件に遭遇したり、虐待、レイプなどの衝撃的な事実に出会ったための心理的な外傷体験が関係していることがあります。

治療


幼児期の場合は、そのまま見守れば、成長とともに自然に消えます。思春期以降にはじまった場合は、心理的な要因がからんでいるので、専門家による精神科治療が必要になります。

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