指しゃぶり・爪かみ(ゆびしゃぶり)

どんな病気?

不安や緊張を解消するために、幼児期をすぎても指をしゃぶったり、爪をかんだりし、指が化膿するほどです。

症状


指しゃぶりは、幼児期に入ると、発達とともに消えていきます。しかし、幼児期をすぎても止まらず、指がふやけたり、たこができたり、ときには化膿することがあります。学童期になると、指しゃぶりはあまりみられなくなりますが、爪かみは思春期に入っても続くことがあります。

原因


不安感や高まる緊張を自分で処理して、気持ちを落ち着けさせるためといわれます。これ以上、心の状況を悪化させないための安全弁としての行動という見方もできます。

治療


むりやりやめさせる必要はありません。禁止すると、自分で自分をなぐさめる方法を失って、自分の髪の毛を抜いたり(「自分の髪の毛を抜く」)、心身症(「心身症」)になったり、別の問題行動を示すことがあります。なお、2〜3歳までの指しゃぶりが原因で歯ならびが悪くなることはないといわれています。
4歳以降になっても頻繁な指しゃぶりや爪かみが続く場合は、かかりつけの小児科医や小児歯科医に相談してみましょう。

家庭でのケア


親子でいっしょに遊んだり、音楽を楽しんだりして気分転換をはかり、ストレスや緊張をほぐします。

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