鼻みずの色のちがいと正しい鼻のかみ方(はなみずのいろのちがいとただしいはなのかみかた)

図「無題」
 かぜやアレルギー性鼻炎などにより、子どもはよく鼻みずをだします。その出方を観察すると、はじめは透明な鼻みずで、時間とともに黄色っぽく色がついてくることがよくあります。この理由は、かぜなどが長引くと、鼻の粘膜に二次的な細菌感染が起こり、そこに白血球浸潤が起こるためです。簡単にいうと、細菌と白血球が闘った残骸が、鼻みずと混じってでてくるために色がつくのです。
 鼻みずがたまったときに、かんでだすとすっきりしますが、ここで正しいかみ方を覚えておきましょう。
 正しい鼻のかみ方は、片側ずつかむことです。このとき、軽くふつうにかんで、でるぶんだけをだすようにします。むりに強くかむと、その圧力で、空気がのどと中耳をつなぐ耳管をとおって中耳に入り鼓膜を傷めたり、鼻汁が中耳に入って中耳炎を起こすことがあります。ひどい鼻づまりのときは、むりをせず、こまめにかむようにします。

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