ジャンパー膝(じゃんぱーひざ)

どんな病気?


バスケットボールやバレーボールなどのように、ジャンプの動作が多いスポーツにみられる膝の故障です。

症状


膝の膝蓋骨と膝蓋靭帯との接している部分が、動かすと痛み、さわると痛んで、そのうちに、なにもしなくても痛んできます。

原因


走ったり、とび上がったりするときは、太ももをおおう大腿四頭筋や膝蓋骨、膝蓋靭帯、脛骨粗面が衝撃をやわらげるクッションの役目をしています。しかし、くり返しジャンプをすると、使いすぎにより、これらの器官に損傷が起こり、痛みが生じます。
 放っておくと、膝蓋骨の下の部分がこすれて、骨のとげのようなものができることもあります。

治療


痛みが強いときは、ジャンプの動作を避け、痛みがある部分に消炎鎮痛剤を塗ったり、冷湿布をします。
 また、大腿四頭筋をマッサージして、筋肉をほぐします。

予防


運動を行うときは十分にウォーミングアップし、筋肉をあたためます。くつは底の厚いものがいいでしょう。ジャンプの衝撃が吸収されます。
図「ジャンパー膝」

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

今すぐ病院検索&予約
待ち時間なくラクラク受診♪

近くの病院を探す

関連するキーワード

下肢のスポーツ障害 ジャンプによる損傷 バスケット バレーボール 膝の損傷 膝をこわす ジャンパー膝

関連記事

「子どもの膝内障(円板状半月板の損傷)」
「膝蓋骨亜脱臼症候群」
「オスグッド・シュラッター病」
「子どもをスポーツによる障害から守るために」
ベビカム医学辞典
powerd by babycome