皮膚カンジダ症(カンジダ皮膚炎)(ひふかんじだしょう)

どんな病気?


皮膚がこすれやすい部分に多発し、乳児の場合、おむつかぶれやあせもとよくまちがわれます。

症状


関節の内側やわきの下、股、おしりなど皮膚がこすれやすいところが赤くなり、薄皮が白くむけたり、小さい水疱や膿をもった膿疱が混じって赤くただれたりします。
 赤くただれているため、健康な皮膚との境目がはっきりしていて、その境目に小膿疱や薄皮のついた小水疱がみられるのが特徴です。乳児では、おむつのあたる部分や太もものしわの中にできやすくなります。

原因


カンジダというカビの一種に感染して起こります。このカビは、健康な人の口の中や陰部などに住んでいる常在菌で、体の抵抗力が衰えたり、皮膚の温度や湿度が高くなると繁殖して病気を引き起こします。

治療


抗真菌剤を外用します。

家庭でのケア


入浴時は、浴用石けんを泡立ててよく洗い、患部の清潔と乾燥を保ちましょう。おむつかぶれなどとまちがえて、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)の軟膏を使うと悪化します。素人判断は禁物です。
図「発疹の種類」

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