起立性たんぱく尿(きりつせいたんぱくにょう)

どんな病気?


体を起こした状態にすると、たんぱく尿がでる体質です。小学校高学年から高校生に多くみられます。

症状


立っていたり、動いているときだけにたんぱく尿がみられ、朝起きてすぐ、睡眠中、あるいは安静にしていたあとの尿にはたんぱく質がでません。

原因


学校の集団検尿で見つかることがほとんどで、小学校高学年から高校生に多くみられます。
 体がやせ型で、午前中に弱くて、夜になると元気になるタイプの子、立ちくらみや車酔いをしやすい子など、いわゆる低血圧気味の子に目立ちます。
 原因ははっきりしませんが、立っていると、腎臓の静脈が圧迫されて腎臓にうっ血が起こり、そのため尿中にたんぱく質がもれると考えられています。

治療


成長期にみられる一時的なもので、病気ではありません。とくに治療の必要はありません。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

今すぐ病院検索&予約
待ち時間なくラクラク受診♪

近くの病院を探す

関連するキーワード

尿 おしっこ たんぱく尿 検尿 尿検査 低血圧 集団検尿 立ちくらみ 車酔い 尿たんぱく 起立性調節障害 自律神経失調症 神経調節性失神 起立性たんぱく尿

関連記事

「おしっこがへんなときの受診のめやす」
「血圧低下により、起立性調節障害などを引き起こします」
「尿を調べる」
ベビカム医学辞典
powerd by babycome