急性小脳失調症(きゅうせいしょうのうしっちょうしょう)

どんな病気?


ウイルス性感染症のあとに、急にふらついて立てなくなったり、歩けなくなったり、すわっていられなくなる病気です。

症状


はしか、水ぼうそうなどの感染症(「はしか(麻疹)」「水ぼうそう(水痘)」)にかかったあと、1~2週間して、急にふらつき、立ったり、歩いたり、すわったりするときに、姿勢がきちんと保てなくなります。
 同時に眼振といい、自分の意思とは関係なく眼球が左右、上下などの方向に急速に動き、見つめようとすると、よけい強く眼球が揺れる眼球異常が起こります。知能障害がみられることもあります。

原因


ウイルス感染がきっかけで小脳に炎症が起きたもので、二次性のアレルギー性脳炎ともされます。

治療


大部分は数日から6か月くらいで自然に治ります。しかし、症状が長引いたり、再発をくり返すようなときは、副腎皮質ホルモン剤(ステロイド)を使用します。

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