高齢期に起こりやすい心のトラブル(こうれいきにおこりやすいこころのとらぶる)

 からだが衰えるにまかせて、希望のない無気力な生活をしていて家に閉じ込もっていると、影響は精神にまでおよびます。心が病んだり、ぼけたりすることがあります。

うつ病


 高齢になると、眠りが浅くなったり、食欲が落ちたりしてきます。そんなときにちょっとしたからだの不調が気になりだすと、それをきっかけにうつ状態になったりします。男性より女性に多くみられるといわれます。


認知症(脳血管性認知症


 認知症には発症を止められないものと、予防のできるものがあります。なるべく大勢の人の輪のなかで生活し、好奇心や夢を失わないようにしましょう。
 早期発見がたいせつですから、心配なときは脳神経外科や脳神経内科を受診しましょう。
脳血管性認知症
 脳梗塞、脳出血、脳腫瘍、頭部外傷など、脳の血管になんらかの異常が起こって現れます。
●アルツハイマー型認知症(老年期認知症)原因となる病気がなく、中年、初老期以降に脳の神経細胞になんらかの変性が現れて、認知症の状態になるものです。
 そのほか、ビタミンB欠乏症、甲状腺機能低下症、うつ病などでも精神活動が低下し、痴呆のような症状がみられます。


せん妄


 急におかしなことをいったり、ありもしないものを見たりします。認知症とまちがえやすいのですが、なにかの病気や飲んでいる薬の副作用などが原因となって起こる異常行動で、夜間に多いようです。家族は薬の服用にも十分注意を。脳に病気がなければ治ります。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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