乳幼児期(0~6歳ごろ)(にゅうようじきぜろからろくさいごろ)

 育児に悩むお母さんが多いのですが、画一的な育児をする必要はなく、いろいろな育て方があっていいと思います。
 しかし、子どものいいなりになって甘やかすことは、かわいがることとはちがいます。親の思う型にはめこもうとすることは、しつけとはちがうことも知っておきましょう。
 この時期は、肌と肌とのふれ合いをとおして、親から愛されているという実感を持てることがなによりも大事です。親に愛され、守られているという確信は、心とからだの奥深くにしまわれて、将来の心身の健康に深く影響すると思われます。

成長めざましく、運動能力も日々発達します


 昔から出生率は男子が高く、乳児死亡率も男子が高いのは知られていますが、男女ともに健康で育つことは親の願いです。生後2年間は、一生のうちでもっとも成長する時期。その後、3歳までに脳も大人の9割近い重さになり、4、5歳ぐらいにはからだの抵抗力もついてきます。運動能力も発達し、手先の器用さも増してきます。

幼児期は自我が芽生えて、「いや」が多くなる時期


 保護され、なんでもしてもらっていた赤ちゃん時代をすぎると、自我が芽生えて、できなくても自分でなんでもしたがるようになります。また、なにに対しても反抗したりすることがあり、親にとっては扱いにくい時期でもあります。しかし、そうしたことも自然な成長の段階です。4、5歳ごろには、社会性や協調性も少しずつ獲得して、聞き分けもできてきます。

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