前期(60~75歳ころ)
からだの変化
・この時期は、まだまだ外見の若々しい人が多く、老人といわれるには抵抗を覚える人も多いはずです。
・肉体的には、加齢によるさまざまな不調も経験します。外陰部や腟の萎縮はさらにすすみ、炎症を起こしやすくなりますし、尿もれに悩む人もふえます。
・骨や筋肉も衰えて、姿勢が悪くなったり、歩く速度が遅くなったりします。適度な運動をし、食生活にも気を配り、骨粗鬆症を予防しましょう。
心のようす
・更年期にみられたような、喪失感や不安などの葛藤は少なくなります。高齢期に入っても、自分なりの生活の楽しみ方を実践する、活動的な女性がふえてきました。
・記憶力が低下するのは自然な流れですが、判断力は確かです。趣味に勉強に、新しいことにチャレンジする人もたくさんいます。
後期(75歳以上)
からだの変化
・からだの衰えは日々すすんでいます。知らぬ間に耳の聞こえが悪くなったり、歯の具合が悪くなったり、足の運びが重くなる、という具合です。
・肉体的衰えは非常に個人差が大きいものです。人生50年の時代から人生85年とも、100年ともいわれる時代になり、若々しい高齢者がふえています。
・現在の体力に応じてできる適度な運動、節度ある食生活をして、長寿社会の新しいモデルとなっていきましょう。
心のようす
・これまでの経験を生かしながら、判断力で手本を示し、なおかつ想像力を高める努力ができる高齢者がふえています。
・好奇心を持って前向きな姿勢で生活することが、脳や神経の衰えを遅くします。
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