Q)病気の遺伝子を早期に発見できますか?(びょうきのいでんしをそうきにはっけんできますか)

A)病気によっては病的遺伝子の有無を調べることが可能です


 遺伝性疾患の発症がみられなくても、病的遺伝子を持っている人(未発症者または保因者)の場合、将来、病気を発症したり、子どもや孫に病気が現れることがあります。したがって血縁者に遺伝性疾患をわずらっている人がいるなら、自分が病的遺伝子を持っているかどうかを知っておくほうがよいこともあり、調べることが可能になってきました。仮に保因者だとしても、発症前に特別な治療を必要とするものではありませんが、できるかぎりの対策を立てておくことがのぞまれます。
 しかし、すべての遺伝性疾患の原因が解明されているわけではなく、またたとえ原因がある程度はっきりしている病気だとしても、検査法が確立されているとはかぎりません。
 各地域の保健所で行われている遺伝相談や、一部の大学病院などで行われている遺伝カウンセリングを利用して相談してみましょう(Q)遺伝について相談するときはどこにいけば?)。

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