日光過敏症(にっこうかびんしょう)

どんな病気?


 日光にあたっただけで、皮膚が異常な反応を起こす光アレルギー反応です。

症状


 重症の日焼け状態から、かぶれや湿疹のようなものまでありますが、顔や手など露出部分だけにみられるのが特徴。症状は、日光にあたって数時間で現れますが、数日後にでることも。

原因


 日光に敏感に反応する化学物質が皮膚に接して起こる場合と、ポルフィリン症(ポルフィリンという物質の代謝異常。皮膚や歯、骨、肝臓などにこの物質が過剰に蓄積して、日光に過敏になる病気。多くは遺伝によって起こる非常にまれな病気)などの病気が原因で起こるものがあります。また、サルファ剤や降圧剤、抗生物質などの薬剤の副作用で起こることもあります。

治療


 検査で原因を見つけだし、それを取り除くことが先決です。基礎疾患があればその治療を行います。
 外出時には、日光予防に長袖の衣服を着用し、露出部分には日焼け止めクリームを塗ること。そして、長時間日光にあたるのを避けるようにします。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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