O脚・X脚(おーきゃくえっくすきゃく)

 両膝のお皿(膝蓋骨)を正面に向けて立ったとき、両くるぶしをつけると両膝が開いてしまう状態がO脚です。また、X脚は、同じ姿勢で立ち、両膝をつけたときに、両足のくるぶしが離れてしまう状態です。
 乳幼児のO脚・X脚は、まれに、代謝異常や骨の病気(骨・関節・筋肉・腱・靭帯の病気)が原因のことがあり、その場合は専門医による治療が必要です。ほとんどは、7歳ぐらいでほぼ正常の形に近づいてきます。早く歩けるようにと無理をさせたり、治そうとして無理な姿勢にすることのほうが問題です。成人でO脚やX脚がある場合は、変形性膝関節症腰痛の原因になることがあります。

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