鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)

どんな病気?


 鼻中隔は鼻腔を左右に分けるしきりの役割をはたしています。この鼻中隔が、弯曲しているために鼻づまりや、頭痛などに悩まされる状態を鼻中隔弯曲症といいます。

検査


 前鼻鏡検査や、X線検査、内視鏡を用いて、立体的に把握します。

治療


 だれでも鼻中隔は多少曲がっているものです。曲がっていることだけでは治療の対象にはなりません。
 曲がっているために鼻づまりを起こしたり、頭痛に悩まされている場合や、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎(鼻過敏症)が治りにくくなったり、重症化している場合、鼻中隔矯正術という手術が必要になります。鼻中隔の軟骨や骨を取り出し、骨の曲がりや凹凸を平らにしてもとにもどすという手術です。

あなたへのひとこと


 しょっちゅう鼻水や鼻づまりで悩まされている人は、鼻中隔が曲がっていないか調べてみたほうがよいでしょう。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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