治療は症状が落ち着いてから。手術は時間も短く日帰りも可能(ちりょうはしょうじょうがおちついてからしゅじゅつはじかんもみじかくひがえりもかのう)

 肛門科での治療は、症状を抑えるために薬を用いながら、痔の原因である便秘や下痢を改善する保存療法が基本になります。
 症状が重く、手術が必要と考えられる場合も、まずは薬で症状を落ち着かせてようすをみる場合もあります。その結果、手術をしないですむこともあります。
 手術の方法は、痔の種類や症状によってさまざまです。局所麻酔、硬膜外麻酔、腰椎麻酔などの麻酔法があり、手術中の痛みはありません。手術後の痛みは、手術の方法によって多少異なりますが、痛み止めの飲み薬や坐薬、軟膏などで対処できる場合がほとんどです。
 手術の時間は麻酔の時間を含め、長くても40分程度。短い場合は5~10分ですむこともあります。手術後は安静が必要ですが、入院をしないですむことも多く、最近は、外来で手術を行う医療機関がふえています。

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