神経性胃炎(しんけいせいいえん)

どんな病気?


 胃神経症とも呼ばれます。胃もたれ、不快感、げっぷ、胃痛など胃の病気の症状があるのに、検査を行っても原因となる病気が見あたらない状態をいいます。精神的な不安や苦痛が要因になったりします。胃下垂の人、自律神経失調症(心身症自律神経と自律神経失調症)の人に多くみられるようです。

治療


 病気ではないと医師が説明すると症状が消える人もいます。適度な運動で気分転換を図るなどして、規則正しい生活を心がけるのも効果的です。
 なかには診断を疑う人もいますが、検査の結果、異常がないことがわかったら、診断を信用することが大事。疑うとその不安が胃の症状にでてきて、症状がますます重くなります。
 場合によっては、心療内科の受診が必要なケースもあります。

あなたへのひとこと


 胃のはたらきは、副交感神経(迷走神経)と交感神経によって調節されています。また脳のはたらきも強く影響するので、身内の交通事故、受験、恋愛問題といった不安や苦痛が要因となってこの病気になることは、よくあることです。

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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

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