食道神経症(しょくどうしんけいしょう)

どんな病気?


 心因的なことによって食道の一部がけいれんを起こし、食べ物が一時的に通りにくくなった状態です。「のどの奥に異物がある」などと訴えるのですが、検査をしても異常が見つかりません。

症状


 食欲不振、げっぷ、胸やけ、吐き気のほか、下痢をともなうこともあります。

検査


 X線検査、食道鏡検査などを行って、がん、潰瘍、食道狭窄などの病気が原因でないことを確認します。がんなどの心配がないことがはっきりすると、治ってしまうこともあります。

治療


 精神的な不安が強い場合には、心療内科や精神科などの専門医を受診します。

あなたへのひとこと


 食べ物の通りをよくするためには、食事の前にお茶などを飲んでおき、またゆっくりと食べるようにすると効果的です。

ベビカムは、赤ちゃんが欲しいと思っている人、妊娠している人、子育てをしている人、そしてその家族など、妊娠・出産・育児に関して、少しでも不安や悩みをお持ちの方々のお役に立ちたいと考えています。
本サイトは、妊娠・出産・育児に関して、少しでも皆さまの参考となる情報の提供を目的としています。

掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。

関連するキーワード

食道神経症 食道 けいれん 心因的 異物感 飲み込みにくい 食欲不振 食欲がない げっぷ 胸やけ 吐き気 気持ち悪い 下痢 X線 食道鏡 不安 心療内科 精神科
ベビカム医学大辞典
powerd by babycome