どんな病気?
下肢の深部の静脈に血栓(血のかたまり)ができ、それが肺動脈に移動して血管がつまり、血液が流れなくなる病気です。
症状
めまい、動悸、呼吸困難で意識を失い、ときに死亡することもあります。
原因
長期間寝たきりの人、外国旅行などで飛行機の座席にすわりっぱなしだった人(旅行者血栓症)、下肢静脈瘤、心不全の人などに血栓ができやすく、からだを動かしはじめたとたんに起こります。
治療
絶対安静を守り、血液をかたまりにくくする薬剤を使ったりします。
あなたへのひとこと
ステロイド剤やピルを内服中の場合も、血液がかたまりやすく、この病気になることがあります。予防には、薬の量をまちがえないこと、日常的に水分不足にならないように気をつけます(旅行者血栓症の「予防のポイント」)。
急性肺動脈血栓塞栓症についてもっと知る
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。