妊娠すると、女性ホルモンが増えることによって腸の動きが悪くなり、便秘しやすくなります。つわりはありますか?妊娠中の食事にも関係するのですよ。
【薬を使用するとしたら】12日間便秘しているので、まず座薬の下剤を使い、その後センナやラキソベロンなどの内服薬を飲んでみてはいかがでしょうか。それでもだめなら、浣腸(イチジク浣腸のような少ないもの)でもいいと思います。下痢になりすぎると、その刺激で子宮の収縮が起こり、切迫流産になりやすくなるので、効きすぎないように注意してください。長期間薬を飲むことはよいことではありません。
【食事や生活にも注意しましょう】食事は規則正しく、繊維の多い野菜、サツマイモ、果物、海草などを食べるようにしてください。また、朝空腹時に冷たい牛乳を飲むのも効果があります。生活も規則正しく、腸の運動のためにも、散歩や軽い運動をすること、ストレスをためないことも大切です。
先生のプロフィール
聖母病院(東京都新宿区)勤務。いつも妊婦さんの気持ちを大切に、優しく、ときには厳しくコミュニケーションしている。「相手の立場に立った、わかりやすい相談」がモットー。妊娠・出産・育児に不安を感じる妊婦さんたちを、安心に導くかたわら、近年は妊娠からの食育の提案する活動(妊娠食育研究会)、メンタルヘルスの支援、高校生の性教育にも積極的に取り組んでいる。