育児書の世界的ベストセラーが日本上陸
赤ちゃんの頃は何をしてもかわいかったのに、成長するにつれて困った行動をするようになった子どもにイライラ。わがままを言ってダダをこねたり、かんしゃくをおこしたりする我が子に、ついつい感情的になってしまって、悪循環に…。そんな経験をしたことがあるパパママも多いのではないでしょうか。
16カ国以上で翻訳された世界的ベストセラー『子どもの気持ちがわかる本』が、日本でも発売されました。この本は、そんな「問題行動」の裏にある子どもの気持ちを解説した育児書です。
大人から見れば「問題行動」とされる行為も、子どもにとっては必要な発達過程であることが多いもの。たとえば、親にとっては「行儀が悪い」と感じる「椅子を揺すって遊ぶ」行動も、バランス感覚を司る内耳を刺激するために必要なことなのだそう。
この本では、そうした最新の神経科学や実験心理学に基づいて、子どもの話を聞くこと・同調することに焦点を当て、パパママがどのように対応すれば良いのかをアドバイスしてくれます。
年齢ごとにその時期に多い子どもの反応をわかりやすく解説
第1章では子どもが感情を爆発させるさまざまな原因を解説し、続く第2章以降では「1歳から1歳半」「1歳半から2歳」「2歳から2歳半」…というように、半年ごとに分けて、その時期に多い子どもの反応と対処法をまとめてあります。
もし1冊読み切る時間がなければ、まずはお子さんの年齢の部分だけを読めばOK! 子育て中によくある困った状況を、かわいいイラストを交えながらわかりやすく解説しているので、スラスラ読み進められるはずです。
年齢にそって半年ごとに読み進めても良し、次に同じような問題行動に直面したときに読み返しても良し。「問題行動と思っていたことは、子どもにとって自然な行動だったんだ」と知るだけでも、子育てが少しラクになるのではないでしょうか。
関連情報
https://kanki-pub.co.jp/pub/book/details/9784761274023
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