子どものイヤイヤ期、どんな風に対応している?
子どもの自立への第一歩とも言われる「イヤイヤ期」ですが、多くのママ・パパたちが悩んでいるのも事実。「ベビカム相談室」にもイヤイヤ期の対応についての相談が寄せられました。
「イヤイヤ期の対応方法や、親が止めることで子どもが喜ぶことはあるのでしょうか?」(匿名さん)
「イヤイヤ期の子どもにイライラしてしまいます。どうしたらいいのでしょうか?」(匿名さん)
これらの質問に他のママから体験談やアドバイスが寄せられました。
「こちらの要望を聞いてもらえたら、オーバーリアクションで抱きしめて、子どもの好きなことをさせる」(ちえりかさん)
「大好きなテレビ番組をつけて落ち着かせる!」(ありさ姫さん)
「ほうほう、へーと適当な相槌をしながら、真剣に相手をしない。真剣に向き合うと疲れます」(ゲコ助さん)
「そうだねーと言って受け流す」(marika10さん)
このように、子どものできたことに目を向けてほめたり、子どもの好きなことをさせるなどして乗り切っているママが多いようです。また、ママのストレスをため込まないためにも、あまり過剰に反応せず、適度にやり過ごすこともポイントのよう。では実際に、子どものイヤイヤ期に定番のあやし方・対応法があるママ・パパはどれくらいいるのでしょうか。
約7割が「定番の対応はなし」。やり過ごすのが解決法?
クイックアンケートで、「イヤイヤ期。定番の対応方法はありますか?」と聞いたところ、「YES」が28.4%、「NO」が71.6%という結果になりました(投票受付期間:2020/5/29〜2020/6/5)。
「NO(=イヤイヤ期の定番の対応方法はない)」と答えた人の中には、「楽しいものに興味がいくように声をかけているものの、百発百中ではない」(☆★ファイン★☆さん)、「あの手、この手を使って何とかしています」(にのん☆さん)、「時期が過ぎるのをじっと待つ」(むらたん1104さん)など、工夫はしているものの定番といえるほどの対応方法はないとうママたちのコメントが寄せられました。
一方、「YES(=イヤイヤ期の定番の対応方法がある)」と答えたママたちの回答はどんな内容だったのでしょうか?
目立ったのは、子どもの話を聞くなどママ・パパの対応の定番を作っているという意見です。
「『イヤー!』と怒って泣き始めた理由に寄り添って、例えば(着替えを)『おかーさんが服を脱がせて嫌だったんだね?』と聞き、そこでYESが返ってくれば『でもこの服一人で脱ぐのは難しいから、今日はおかーさんがするね? お着替えは一人でしようか』とダメな理由を添えて、次の行動を促すと納得して切り替えるスピードが速い。まぁ…自分に余裕があるときに限ります(笑)」(hisariさん)といったコメントのように、子どもの出方によって対応の「型」を決めているママも。
他には、「爆発してからでは何をやっても効かないので、気に障りそうなことはゲームやストーリー仕立てにしたり、ほめまくって楽しめるようにしている」(384さん)、「ほめることと、ゲームっぽい要素を加えること」(えりにゃんさん)など、子どものテンションが上がるきっかけを作っているという声も見受けられました。
そして、「だめだとはわかっていても、新しいおもちゃやお菓子でつってしまいます」(まりかんぬさん)、「テレビを見せたり、お菓子をあげたりしかしないかな」(ゆかキューピーさん)など、気をそらせるために子どもの好きなものを与えているという声も。
「私もイヤイヤと真似してジタバタしてみると、子どもはキョトンとして落ち着くみたいです」(ちいたんずさん)など、ママのストレスをかわいらしく子どもに表現しているという意見もありました。
イヤイヤの表現方法も子どもによってさまざまのようで、「イヤイヤ期はなぜかイヤイヤではなく、うちの子は『なぜなぜ』だったので、自分がひと呼吸おき、落ち着いてわからないなりに説明をしました。そのうちに、なぜなぜと言わなくなりました(笑)」(uccさん)という意見も寄せられました。
イヤイヤ期は、子どもが成長している証でもあります。だからこそ、しっかり向き合いたいと思うのが親心。しかし、完璧に対応をしようとして、ママ・パパのストレスになってしまうこともあります。イヤイヤ期は子どもだけでなく、ママ・パパのメンタルケアも大切です。
「こういうこともあるよね」と大らかな気持ちで、しっかり向き合う余裕があるときは存分に向き合ってみるなど、メリハリをつけて対応していけたらいいのかもしれませんね。
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ベビカムクイックアンケート:Q.イヤイヤ期。我が家の定番の対応ある?
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