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無理ない“食育”がカギ!アグネス・チャン流のびのび子育てのこつ

3人のお子さんをスタンフォード大学に入学させたアグネス・チャンさん。いったいどんな子育てをしたら、子どもがそんな風に育ってくれるの?『子供の一生を幸せにする24の食育術』(ぴあ)を出版したアグネスさんに子育てについてインタビューしてきました。

2020-04-07更新

アグネス・チャン食育について

アグネス・チャン
1955年、香港生まれ。歌手・エッセイスト・教育学博士(Ph.D)。芸能活動のみでなく、ボランティア活動、文化活動にも積極的に参加。
アグネス・チャンオフィシャルブログ「アグネスちゃんこ鍋」https://ameblo.jp/agneschan/

 

子育てで大切だと思うのは食育

アグネス・チャンさんといえば、3人のお子さんが全員スタンフォード大学に入学したことでしばしば話題になりますが、どんな子育てをしているのか気になるママも多いのでは? そこで、アグネスさんに、子育てで大切にしていることを聞いてきました。(インタビュー/ベビカム編集部 写真/吉田一之)

 

――――早速ですが、子育てで一番大切にしてきたことはなんですか?

「食べ物」が生きる基本だと思っています。だから、「食育」が、自分の中で優先順位が高かったですね。

元気なからだがあればぐずらないし、本当に育てやすい。一人一人にあった食べ物をちゃんとした食べ方で食べると、ベストな状態になります。

 

――――離乳食の頃からですか?

はい、離乳食の頃からいろんなものに挑戦して食べさせることは大切だと思います。子どもの体質を見極めて、体質にあったものを食べさせると、とても調子がいいし、元気なからだになりますよ。「体温低いな、これって冷え性なのかな」って子どもを観察してください。

お肉をいっぱい食べさせたときに、便秘になったり、消化が悪くなったりするようだったら、お魚や卵に変えてみる。そうやって、排泄のチェックをしながら、その子にあったものを食べさせていけば、あまりぐずらなくなります。

 

――――離乳食…難しく考えてしまうママも多いと思うのですが、アグネスさんはいかがでしたか?

子どもが生まれると、自分がいいお母さんになれているのかなって心配してしまいますよね。でも、人と比べる必要はまったくありません。子どもに愛情を持って、自分ができることを精一杯やればいいと思います。

たとえば、全部手作りの離乳食じゃなきゃ悪いお母さんかって…そんなことないんです。

作る時間がなかったら、たまにはベビーフードでも良いと思います。子どものからだを守るために何ができるかを考えればいいんです。どのくらい時間をかけたかではないんですよね。

アグネス・チャン食育2「大切なのは、“食べ物、スキンシップ、愛情” の3つです!」

 

――――無理しすぎないで、頑張りすぎないでいいんですね。

はい、共働きとかで、あまり子どもに手をかけられない生活だったとしても、子どものからだを守ることはできます。お惣菜を買いに行っても、子どもの体質にあわせて、賢く選択して食べさせればいいんです。

知識を持っていれば、コンビニもファミレスもOK! 大事なのは、子どもに「あなたを大好きですよ、一緒に食べよう」っていう気持ちで接すること。あとは、からだに良い食べ物が何かを教えることが大事です。イライラしてストレスかけて作って、「食べなさい食べなさい」って言うよりは、絶対いいと思います。

 

――――賢く選択するとは、具体的にはどういうことですか?

バランスよく考えることです。「昨日ちょっと食べすぎたから今日はお蕎麦にしよう」とか、「もう少しビタミン入れよう」とか、食べ物の知識を持ってください。

添加物とかを気をつけていれば、いくらでも健康に食べていけます。意識の問題ですね。

 

料理を作る子どもは頭が良くなる!?

 

 ――――お子さんたちは、料理を手伝ってくれますか?

はい、3人とも男の子なんですけど、食卓に料理が並ぶことが当たり前に思って欲しくなかったので、意識して料理を作らせるようにしていました。

あと、料理って頭が良くなるんですよ(笑)。分量を計って、集中して、作り方を覚えて…実験と同じですよね。

で、時々失敗しますよね、そうするとどうすれば成功するかって考える…。想像力も育てられます。やり方を変えれば成功につながるんだっていうのがわかりやすいのが料理です。

さらに、自分1人で食べてもおいしくない、人に食べさせたい、シェアしたら喜びが何倍にもなるっていうこともわかるんです。大好きな人に料理を作ってあげたいっていう愛情のシェアの仕方も学べるんですよね。

 

――――料理っていいことだらけですね! 「食育」で他に意識していたことはありますか?

1人では食事させないようにしていました。人間関係の一番基本になる「聞く、話す、意見を言う」ことを、食べながら学ぶんです。

人と話している時は聞く、聞いた意見を飲み込む、そして自分の意見を持つ…それを食卓の中で覚えられます。

それと、頭の回転が早い子を育てるためには、小さいうちに、脳の中のシナプスを増やさないといけない…いろんな刺激を与えなきゃならないんです。

だから、五色五味といって、できるだけ色鮮やかに、いろんな味を味わうようにする。からだにも、脳にも良いですよ。

たとえば、朝食の卵料理でも、茹で卵だったり、目玉焼きだったり、スクランブルエッグだったり…上にイタリアンソースかけてみたり。

アグネス・チャン食育4「ケチャップに玉ねぎとかグリーンピース入れると大体イタリアンですよね(笑)」

 

とにかく食事の中からいろいろ刺激をしていくんですね。
もう、レパートリーがないと思ったら違う場所で食べる。それでも脳が刺激されます。いつも食卓で食べているなら、違う部屋に行ったり、外で食べたり、場所を変えるだけで、子どもはいろんなものを吸収する! そうすると脳が複雑になっていってシナプスが増えていくんですよね。

 

――――先ほどからお話しうかがっていると難しくないことばかりでうれしいです。ベビカムの調査では好き嫌いがある子どもが8割以上という結果が出ました。これについてはどう思われますか?

ガミガミ言わなくていいと思います。代用品を覚えればいいんです。ニンジンが嫌いだったら、カボチャとブロッコリーを組み合わせればニンジンと同じような栄養になります。

食べたくないものを無理やり食べさせるのではなくて、組み合わせて補っていく

アグネス食育5「私はネギがあまり好きじゃないんですけど、ニンニクとレタスと一緒に食べれば大体同じですよ(笑)。そしたら、もうネギ食べなくてOK!」

 

嫌いなものを細かく刻んで食べさせるとかもあるけど、時間かかるし、結局「嫌いは嫌い」、母親がいないときは食べないってなる。

だから、ここでも賢く選択させるっていうのが大事です。自分の知識はどんどん子どもに伝える、しかも反抗する前に(笑)。そうすると母親がいない時でも自分でちゃんとからだを守っていけるようになりますよ。

 

――――最後に育児を頑張っているママたちにメッセージをお願いします。

食べ物っていうのは、一番手っ取り早い愛情表現! 胃袋つかんだら、全てつかまえていると思う。

幸せの基本は健康だから食べ物は本当に大事です。何をどうやって食べるか、たくさん知識を得て、食事を育児の優先順位の上におけば、気がついたら育児が楽になっていると思います。

“食”という字は、人を良くするって書きますよね。

本当に良くします。小さい頃はママが食べさせているんだから、舵を取ってあげてください。食事をちゃんと押さえておけば、後の問題は少ないですよ!

アグネス・チャン本

 

大きなお子さんがいるとは思えないほど、笑顔がかわいらしい素敵な方でした。3人のお子さんを立派に育てたアグネスさん流子育ては、想像以上に無理なく簡単なものばかり。みなさんも試してみてはいかがですか? アグネスさんの食育術に挑戦してみたい人は『子供の一生を幸せにする24の食育術』(ぴあ)をチェックしてみてくださいね♪

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関連情報

『子供の一生を幸せにする24の食育術』
https://book.pia.co.jp/book/b507259.html

 

 

 

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