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子どもの虫刺され対策!窓の開け方は大丈夫?

夏はおでかけや外遊びの機会も増えますね。そんなときに気になるのが、子どもの虫刺され。蚊に刺されたことで日本脳炎やデング熱などの感染症になることもあります。そうなる前にしっかり虫除け対策をしましょう。

2019-07-31更新

外出時の虫除け対策のポイント

暑い季節は、子どもが外で遊ぶ機会が増えるので、虫除け対策をしっかりすることが大切です。
外出時の虫除け対策のポイントをまとめました。

なるべく肌の露出をおさえて

外出時、特に蚊やその他の虫が多いところに行くような時は、長袖のシャツや長ズボン、帽子、靴下、サンダルではなく足先も隠れる靴を履くなど、できるだけ肌の露出を減らすようにしましょう。

肌が露出している部分には

肌が露出している部分には虫除けスプレーなどを使用しましょう。ただし、ディートと呼ばれる虫除けの有効成分が含まれるものは、12歳未満の子どもへの使用回数が年齢ごとに決められているので、使用する際は注意しましょう。またユーカリ油も虫除けには効果的ですが、こちらも3歳未満の子どもには使用しないようにしてください。スプレー以外にもジェルやミストタイプのものも販売されています。子どもに安全なものを選びましょう。

日焼け止めと併用するとき

日焼け止めと虫除け剤を一緒に使うときは、日焼け止めをつけてから、虫除け剤をつけるようにしましょう。汗をよくかくときは、こまめにぬり直してあげましょう。

虫除け対策グッズの活用を

虫除けスプレー以外にも、衣服に貼る虫除けシールや虫除けクリップ、手首などにつける虫除けリング、ベビーカー用の蚊帳など、さまざまな虫除け対策グッズが発売されています。コンセントの要らない電池式の虫よけも、持ち運びに便利です。

屋内では蚊を中に入れない対策を

蚊の発生源は水です。特に腐った水は、蚊の幼虫であるボウフラの大好物。家の中や周りに蚊の発生源となるような場所がないかチェックすることが重要な対策になります。チェックポイントをまとめました。

花瓶の水、換えていますか?

ついつい忘れがちなのが、花瓶の水交換。古い水が入ったままだと蚊の発生源として格好の場所に。蚊の発生源を家の中に作らないためにも、花瓶の水は定期的に変えましょう。また、ペットボトルに残ったわずかな水でもボウフラは発生するので、飲み残しはきちんと捨てましょう。

庭やベランダに水が溜まった場所はないか

庭やベランダに、長い間水が溜まったままの場所はありませんか?バケツや空いた植木鉢に水が溜まっていたらすぐに捨てましょう。また、植木鉢の水受けに水が溜まったままでも蚊の発生源になるので、こまめに捨てるようにしましょう。

雨どいや側溝をチェック

ゴミなどで詰まっている場合、排水が上手くできずに水が溜まっていることも。水が溜まらないよう、定期的に掃除しましょう。

引き違い窓の開け方に注意

家の中に引き違い窓がある場合には、開け方に注意が必要です。外側の窓を半開きにすると、網戸との間に隙間ができて、虫が入ってくることも。窓を半分開けたいときは、鍵がついている方の窓を開けるようにしましょう。また網戸の目が粗かったり、破れていたりする場合は、張り替えることをおすすめします。さらに窓や人が出入りする玄関周辺に、置き型タイプや吊り下げタイプの虫除けを設置したり、蚊取り線香をたくことで、より効果的に蚊やその他の虫の侵入を防げます。

蚊に刺されたことによる感染症は、かかってしまうと対症療法が中心となるため、感染しないための対策が重要です。虫除け対策をしっかり行って、夏を乗り越えましょう!

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