耳あかはむりにとろうとしない
耳あかは、むりにとらなくても、自然に耳の穴の出口のほうに押し出されてきます。耳の穴の出口に押し出されてきたものを、そっと取り除くだけで十分です。むりに奥のほうまできれいにしようとすると、かえって奥に押し込んでしまったり、外耳道(鼓膜から耳の出口まで)を傷つけてしまうことがあります。
この傷から細菌が入り込むと、外耳道が炎症を起こして、外耳道炎(「外耳道炎(外耳道湿疹・急性限局性外耳道炎)」)になってしまうこともあります。注意しましょう。
プールなどで耳に水が入っても中耳炎になることはない
図「無題」
赤ちゃんや子どもの耳に水が入ると、中耳炎(「中耳炎」)になってしまうのではないかと心配しますが、外耳道に水が入ったとしても、鼓膜があるので、耳の奥までは水は入りませんし、中耳炎になることもありません。
ただ、外耳に耳あかがあると、水でふやけて、細菌が繁殖しやすくなり、外耳道炎を誘発することがあるので気をつけましょう。
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