赤ちゃんが病気のときには、以下にあげる全身状態の異変があります。へんだなと思ったら、生まれた病院か小児科で受診を。
図「無題」
発熱で多い原因はかぜですが、お母さんから病気に対する免疫をもらっている6か月未満の赤ちゃんが、かぜをひくことはあまり多くはありません。
したがって、新生児期に高熱をだす場合は、肺炎(「肺炎」)や尿路感染症(「尿路感染症」)、髄膜炎(「髄膜炎」)など、大きな病気が心配です。赤ちゃんのきげんが多少よくても、すぐに受診をしてください。赤ちゃんの病気は大人とくらべて重くなりやすく、赤ちゃん特有のトラブルもあります。できれば小児科専門医にみてもらいましょう。
図「無題」
体重のふえが悪くても、母子健康手帳にある成長曲線に沿っているなら問題ありません。しかし体重がふえない、減っていく場合には慢性疾患が隠れていることも。
図「無題」
胃の出口を幽門といいますが、生まれつき幽門部の筋肉が厚いことがあり、その場合はお乳のとおりが悪く、授乳のたびにはげしく吐きます。早めに医師に相談を。手術で完治します。
図「無題」
白または灰色、クリーム色、黄色など、薄い色の、硬いうんちが続く場合は、胆道閉鎖症が疑われます。肝臓から胆汁を送る胆道がつまる病気で、早めの手術が必要。母子健康手帳についている、便カラーカードと、赤ちゃんのうんちの色を見比べて、1~3番に近い場合は、すぐ医師に相談しましょう。
図「無題」
母乳の赤ちゃんは黄疸が長引くことがありますが、母乳を与えていないのに、黄疸が長引いて強く残っている場合は、肝臓や胆道の検査が必要です。早めに受診を。
図「無題」
きげんが悪く、ひどい便秘や鼻づまりもないのに、急にお乳を飲まなくなった、吸う力が弱々しくなったという場合は、熱がなくても、一度受診をしてください。
図「無題」
元気に泣かなくなった、力のない泣き方をくり返す場合も、病気が隠れている可能性があります。発熱などほかの症状もチェックして、病院へ連れていきましょう。
①38度以上の熱がでた

発熱で多い原因はかぜですが、お母さんから病気に対する免疫をもらっている6か月未満の赤ちゃんが、かぜをひくことはあまり多くはありません。
したがって、新生児期に高熱をだす場合は、肺炎(「肺炎」)や尿路感染症(「尿路感染症」)、髄膜炎(「髄膜炎」)など、大きな病気が心配です。赤ちゃんのきげんが多少よくても、すぐに受診をしてください。赤ちゃんの病気は大人とくらべて重くなりやすく、赤ちゃん特有のトラブルもあります。できれば小児科専門医にみてもらいましょう。
②退院後も体重がまったくふえないときや、どんどん減っていくとき

体重のふえが悪くても、母子健康手帳にある成長曲線に沿っているなら問題ありません。しかし体重がふえない、減っていく場合には慢性疾患が隠れていることも。
③授乳のたびにはげしく吐き、体重もふえない

胃の出口を幽門といいますが、生まれつき幽門部の筋肉が厚いことがあり、その場合はお乳のとおりが悪く、授乳のたびにはげしく吐きます。早めに医師に相談を。手術で完治します。
④黄疸が強く、白または灰色、クリーム色、黄色など、薄い色の、赤ちゃんとしては固形分の多い硬めのうんちがでる

白または灰色、クリーム色、黄色など、薄い色の、硬いうんちが続く場合は、胆道閉鎖症が疑われます。肝臓から胆汁を送る胆道がつまる病気で、早めの手術が必要。母子健康手帳についている、便カラーカードと、赤ちゃんのうんちの色を見比べて、1~3番に近い場合は、すぐ医師に相談しましょう。
⑤母乳ではないのに、黄疸が強く残っている

母乳の赤ちゃんは黄疸が長引くことがありますが、母乳を与えていないのに、黄疸が長引いて強く残っている場合は、肝臓や胆道の検査が必要です。早めに受診を。
⑥いつも勢いよくお乳を飲むのに、急に飲まなくなってしまった

きげんが悪く、ひどい便秘や鼻づまりもないのに、急にお乳を飲まなくなった、吸う力が弱々しくなったという場合は、熱がなくても、一度受診をしてください。
⑦泣き方が、急に弱々しくなった

元気に泣かなくなった、力のない泣き方をくり返す場合も、病気が隠れている可能性があります。発熱などほかの症状もチェックして、病院へ連れていきましょう。
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