湯あたり・脳貧血(ゆあたり)

 なにかの理由で血圧が下がると、脳の血流が減少して、冷や汗がでたり、動悸がしたりして、目が見えなくなり、うずくまるように倒れたりします。
 たとえばお風呂の中では血管が拡張するので、頭にいく血液が少なくなって起こることも多いものです。

倒れそうなのを見つけたら


 どーんと真うしろに倒れて、頭を打ち、大けがをするというような倒れ方は少ないですが、けがのないように注意します。すぐにかかえて横にするか、いすにすわらせましょう。
図「倒れそうなのを見つけたら」
 倒れてかたいものに頭をぶつけるなどのけがは避けなければいけません。

倒れたら


 体質的なもので、そう心配ないものと、はっきり病気とはいえなくて、病気と正常の中間的なものがありますが、子どもの場合、少し安静にしていると回復することが多いものです。
図「倒れたら」
しばらくのあいだ、足を少し高めにして寝かせていれば回復します。

ここに注意!


★なかなか意識がもどらないときは、重い病気と考えられます。すぐに救急車を呼びましょう。
★倒れたときに、外傷を負っていないかにも注意することが大事です。
★学校の朝礼などでよく倒れることがある、朝、起きられない、車酔いをすることが多い、運動するとドキドキするなどの症状がある子どもは、起立性調節障害(「起立性調節障害」)という病名で呼ばれることもあります。
 大きな意味で自律神経失調症、または、起立性低血圧ですが、ひんぱんに倒れ、心配ならば医療機関を受診しましょう。

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