図「無題」キシリトールとは、白樺や樫などの樹木、イチゴやホウレンソウなどの野菜に含まれる糖の一種です。甘さは砂糖とほぼ同じで、カロリーは約75％。
キシリトールは、甘味料なのに、歯によいとされるのはなぜでしょうか。第一に、キシリトールはむし歯菌によって分解されないため、酸をつくりません。第二に、むし歯菌自体を減少させるはたらきがあります。そのため、歯に歯垢がつきにくくなるのです。むし歯予防のためには、長期間にわたり、含有率100％のガムを1日に4～5回、5分以上かむと効果があります。しかし、残った歯垢を完全に落とすための歯みがきは、もちろん必要です。
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