子連れでの外出は細心の注意を
外出は親子ともにストレス解消になり、歩くことは健康のためにも好ましいこと。ただ、親がちょっとゆだんしたすきに、子どもが思いがけないトラブルに巻き込まれる可能性があります。親子の外出を楽しいものにするために、いくつかの守るべきルールがあります。
近所に外出
慣れた近所でもゆだんは禁物
小さな子どもは急に車道に飛び出したり、興味がわいたところへいこうと走り出したりします。慣れた場所でも手をつなぎ、子どもから目を離さないようにしましょう。
公園
砂場で遊んだら手洗いを

公園は子どもにとっては楽しみなスポット。ただ、大きな子どもが投げたボールがあたったり、誤ってブランコから落ちたりと、けがをしやすい場所でもあります。また、砂場は動物の糞が混じっていたりするので、砂を食べないように注意しましょう。遊んだあとは、かならず手を洗ってから帰ります。
スーパーや商店街
買い物は親が夢中にならないように
スーパーや商店街では、親が買い物に夢中になり、ときどき子どもの存在を忘れてしまい、そのあいだ子どもが、ほかの客にぶつかったり、ドアにはさまれる、階段やエスカレーターから落ちるなどの危険があります。
買い物中は、どんな場合でも、しっかり子どもの手を握り、目を離さないようにします。
また、ベビーカーを利用するときは、スーパーなどの混雑した売り場やエレベーターの中で、まわりの人の買い物袋などが赤ちゃんの顔にあたらないように、商店街や歩道では、歩きタバコの人に注意しましょう。
遊園地
乗り物酔いに注意

遊園地の乗り物は、くねくね曲がったり回転したりするものが多く、いっけん楽しそうにみえても、降りてから気分が悪くなったりすることがあります。小さな子どもは、あまり動きのはげしい乗り物に乗せないようにしましょう。
また前日や、でがけに体調が悪いときは、予定していても中止するようにします。
デパート
外気温の急激な変化に注意
買い物中は、事故などを防ぐために子どもから目を離さないようにします。また、地下の食品売り場は、急に気温が変化するため、気分が悪くなる子どもがよくいるので注意しましょう。
バス・電車
急発進、急ブレーキによる転倒に注意
バスや電車の中では、親がしっかり手を握るか、子どもがつかまれる手すりがあればしっかりつかまらせ、転倒しないように注意しましょう。
乳児をだっこするときはだっこバンドなどでしっかり固定し、すわるか、つり革にしっかりつかまりましょう。
車
車にはかならずチャイルドシートを装着
6歳未満の乳幼児は、チャイルドシートの装着が義務づけられています。長くすわるといやがり泣く子もいますが、シートのクッションをくふうしたり、おもちゃであやしたりしながら、かならずすわらせておくようにします。
三輪車・自転車
ひとりで乗せないこと
三輪車は足の長さにあった高さのものを選び、車道では絶対に乗らないことが原則です。乗せるときは、公園や遊歩道などの安全な場所に限定し、親がそばで監視して、目の届かない場所では遊ばせないようにしましょう。
自転車も、親の監視のもと、遊歩道など、安全な場所を選んで乗るようにさせましょう。
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