どんな病気?
それまで話せていたのに、いっさい話をしなくなったり、家では話すが外にでると話さないなどの状態です。症状
いっさい沈黙を守る場合と、家では話すけれど、学校や外にでると話さないなど、選択的に沈黙を守る場合があります。引っ越し、入園・入学などの環境の変化が引き金になるケースが少なくありません。
原因
家族のだれかが極端に無口で、それを学習したという説や、家族の教育方針の不一致が子どもに影響を与え、沈黙が子どもの一種の抵抗であり、自己主張であるという説、言葉の発達の遅れに劣等感が加わったという説など、いろいろな原因があげられますが、はっきりしていません。
治療
幼児期や学童期の場合は、遊びや運動をとおして、親子や友だちとのコミュニケーションを広げてやり、対人関係の緊張感を取り除きます。症状によっては、話す技術を学ぶ行動療法や緊張感を除く薬物療法を行います。
家庭でのケア
むりに話させようとすると、ますます話をしなくなります。コミュニケーションはボディーランゲージで十分にとれます。学校には事情を話し、むりに発言させようとせず、見守ってもらうよう頼んでおきましょう。ある時期から、急に話しはじめ、しっかりした発言をする子どももいます。
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掲載された情報を参考に、気になる症状などがあれば、必ず医師の診断を受けるようにしてください。