脊椎(腰椎)分離症(せきついぶんりしょう)

どんな病気?


スポーツのあとや、長時間、立ったりすわったりしたあと、背中をそらすと腰が痛む病気です。

症状


腰の重みや痛みは、数日すると治りますが、運動するとまた痛み、これをくり返します。

原因


背骨が発達する時期に、腰をうしろにそらしたり、ひねったり、足腰を動かすはげしい運動をすることが原因です。腰椎の背中側にある関節突起にひびが入り、折れて痛みます。なかでも腰椎のいちばん下にある第5腰椎に負担がかかりやすいとされます。

治療


運動を中止し、腰の痛みには温湿布をしたり、鎮痛剤を服用します。軽い場合は、それで治ります。痛みがなかなかとれないときは、コルセットを巻いて腰を固定します。

予防


水泳のバタフライ、サッカー、バレーボールなどで起こりやすいので、これらの練習は、1日1時間以内とし、週1~2日は練習しない日をつくります。同時に背中や腰の周囲の筋力をつけましょう。
図「脊椎分離症」
グラフ「おもなスポーツ外傷・障害の頻度」

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