熱傷様皮膚症候群(SSSS)(ねっしょうようひふしょうこうぐん)

どんな病気?


体じゅうの皮膚が、やけどをしたときのようにむけてくる全身性の皮膚疾患です。

症状


突然38度以上の高熱がみられ、しばらくすると口のまわりが赤くなり、続いてまぶた、首、わきの下、股、さらに全身が赤くなってきます。
 やがて、赤くなったところは水疱になり、さわると、ズルズルとむけて、はげしい痛みをともないます。

原因


とびひや扁桃腺についている黄色ブドウ球菌の毒素が全身にまわって起こします。0~6歳の乳幼児に多く、夏の終わりから秋にかけて多発します。

治療


入院して抗生物質を投与し、同時に軟膏を塗布します。適切な治療を行えば1~2週間でよくなります。

家庭でのケア


症状がみられたらすぐに皮膚科を受診します。なお、扁桃炎にかかっているとき発病しやすいので、皮膚に変化がないかよく観察してください。また、とびひ(「伝染性膿痂疹(とびひ)」)が重症化すると引き起こすことがあります。とびひは早く治すことが重要です。

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