無症候性血尿(微少血尿)(むしょうこうせいけつにょう)

どんな病気?


肉眼で見えない、ごく少量の血尿がみられる状態をいいます。

症状


目で見てわかるような、真っ赤なおしっこがでることはあまりありません。そのため、幼稚園や学校での集団検尿で見つかることが多いようです。
 血尿以外には、目立った症状はなく、たんぱく尿やむくみなどもみられません。ただ、かぜをひくと、肉眼でもわかる血尿がでることがあります。

原因


腎臓の糸球体の血液をろ過する血管の膜が薄いのが原因で起こります。これは体質的なもので、年少児の患者の6~7割は、両親のどちらかに血尿がみられます。
 このような遺伝性の場合には、血尿は消えませんが、将来、腎臓の機能が低下していくことはまれです。両親に血尿が認められなければ、多くの場合3年くらいで血尿は消えて治ります。

治療


特別な治療は行いません。定期的に検尿をして、外来で経過をみます。

家庭でのケア


運動制限も食事制限もありません。日常生活はふつうでかまいません。ただ、かぜをひいて血尿がみられたとき、そして、年に一度は尿検査を受けておくと安心です。

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