臍ヘルニア(さいへるにあ)

どんな病気?


出べそのことです。未熟児に多く、女児によくみられます。ほとんどは自然に治ります。

症状


腸管が皮膚におおわれたまま飛び出したものです。乳児期の初期はだんだん大きくなりますが、成長とともに小さくなります。

原因


腹筋は左右が中央で合わさって腹壁をつくっていますが、おへその部分は左右の筋肉がわかれて孔(臍輪)になっています。乳児はこの筋肉が十分に発達しておらず、泣いたりして腹圧が高まったときに、腹膜といっしょに腸が飛び出して起こります。

治療


腹直筋が発達するにつれて軽快し、1歳台までに95%が治ります。2歳をすぎても治らない場合は、臍輪下半円切開術でヘルニア部分を取り除き、おへそをつくる手術をします。

家庭でのケア


おへそをコインで固定しても治りません。ばんそうこうなどで炎症を起こすのでやめましょう。

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