胃軸捻転(いじくねんてん)

どんな病気?


胃が回転してねじれることにより、食べ物の通過がさまたげられた状態です。新生児によくみられます。

症状


新生児では、授乳後、ゲップがでにくく、吐きやすいということから気づかれます。
 2歳以降にみられる急性胃軸捻転では、急激な上腹部の痛みとおなかがはる膨満感から発症します。

原因


胃がしっかり固定していないために起こります。

治療


新生児の場合は、授乳後、体の右側を下にして30分~1時間ぐらい寝かせておくと、吐かなくなります。月齢がすすむにつれ、症状は軽くなり、自然に治ります。
 2歳以上の子どもでは、胃管を入れて胃の内容物を吸引し、ねじれを治します。このような整復で回復しないときや、くり返すようなときは、胃底部の固定術が行われます。

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