精巣(睾丸)腫瘍(せいそうしゅよう)

どんな病気?


精巣(睾丸)に発生する悪性の腫瘍です。5歳以下と、壮年期(20~40歳)の人に発病率が高くなっています。

症状


精巣がだんだん大きくなりますが、痛みや熱がないので、ある程度大きくならないと、気づかないことがあります。進行すると、精巣の表面がでこぼこしたかたいしこりとなったり、片側の精巣が重たく感じたりします。
 転移しやすく、生命にかかわることも多いので、片側の精巣に変化が見つかったらすぐに受診しましょう。
 また、性器腫瘍には女の子の場合、卵巣腫瘍があり、やはりはっきりした自覚症状はありません(「卵巣腫瘍」)。

原因


出生時に精巣が陰嚢まで下りていない停留睾丸(「停留睾丸(停留精巣)」)の人に、多く発生することがわかっています。

治療


腫瘍の種類によって手術後の治療が異なりますが、放射線治療や抗がん剤を用いる化学療法が行われます。

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