未熟さが原因で引き起こされやすい病気があります
低出生体重児は2500g未満で生まれた新生児のことをいいますが、体重が少なくても正期産であれば、臓器の機能は成熟していることが多く、その後の発育に問題はありません。
それにくらべて、早期産の低出生体重児は、呼吸機能やほ乳力などが未熟な場合が多く、たいがいはなんらかの救命措置が必要になります。
感染に弱くても、発達は変わりません
体重が少なく生まれても、最近は医療技術がすすんでいるため、正期産に近い週数までには、正常児とほぼ変わらない程度に発育することができます。
ただし、母体から免疫物質や鉄分、カルシウムなどを十分にもらっていないので、ウイルスや細菌などの感染に弱く、また、未熟児貧血(「未熟児貧血」)や、骨がやわらかくて折れやすい未熟児くる病などを起こす可能性があります。とくに感染症は生命にかかわることなので、退院後しばらくは、人込みにでるのを避けるなど、十分に注意します。
正期産に近い週数になれば、その後の発達は正常児と変わらず、首がすわるようになったり、寝返りがうてるようになっていきます。
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